本日、立春。新たな1年のスタート!
本日2月4日12:58(日本時間)が立春の瞬間です。
「立春の”瞬間”」と聞いて、おや?と思われる方もいらっしゃるでしょう。普通、節分や立春は「○日」と日付で語られますね。
占星術的に言うと、立春は、太陽が水瓶座の15.0度に到達する瞬間です。
冬至は太陽が山羊座の0度(昼が最も短くなる)、春分は太陽が牡羊座の0度(昼と夜の長さが等しい)、そのちょうど中間(冬の極みと春の極みの中間)が立春で、黄道(太陽の通り道)上もその中間点の水瓶座15度になるんですね。
実は私は、この立春がかなり好きです(^^)。四季(春夏秋冬)はそれぞれ、その極みの「春分、夏至、秋分、冬至」が有名ですが、そもそものその季 節の「息吹」が「立ち上がる」時期を「立○」として昔の人は捉えたのでしょう。本当に、するどい五感だと思います。まだまだ気温は低く、我が家から見える 小高い山にも雪は積もっていますが、空気の中にふと感じる「冷気の”ゆるみ”」に春を感じませんか?身体と心の感覚を鋭敏にすることで、ふと感じ取るそん なエネルギーの最初の息吹、それが、「立春、立夏、立秋、立冬」なのだと思います。
さて、いわゆる日本の昔の暦(和暦:太陰太陽暦)では、正確には「お正月」は「冬至から二番目の新月」とされていたようなので、今年で言えば2月 19日が旧正月です。また一方、古代の中国では「立春を元旦」とする暦もあったそうで、立春と旧正月の考えは、「どこを1年の始まりにするか」という問題 で、奥深いものだと感じました。「新月」を基盤にするのはやはり、農業などを行っている人々に都合が良く肌に馴染むものでしょうし、私のように占星術を現 代社会で行っていると、太陽の運行がしっくりもします。みなさんは、いかがでしょうか?
それにしても、グレゴリオ暦のお正月というのは例年、手をつけた仕事の佳境で忙しく、「こんな時期に休暇に入るのか!」とバタバタしています。いち おう自宅には篭るものの、今年も年末の仕事がひと段落したのは1月2日頃でした。考えたら、太陽がちょうど山羊座の中間点に向って進んでいるのですから、 まさに「仕事にノリノリ意欲」の時ですよね・・・。
それもやっとひと段落。ノルマをこなして山羊座太陽の期間が終わり、さて、そろそろ次のサイクル(春分から始まる)に向けてどう舵取りしようか、と ワクワク思いをめぐらせているのが、水瓶座中間点の立春頃でしょうか?水瓶座というのは、社会のノルマを完了した後に、本当に個人が行いたいことを追求し ていく意味合いですので、そのエネルギーに乗っかれば、きっと誰でも楽しい時期なのでしょうね。そういうわけで私は、この「未来図を描くワクワク楽しい時 期」=「立春」と感じ、ここから1年をスタートさせる気分に乗っかっています。
ベランダのプランター。昨年秋に植えたコリアンダーの種はしっかり葉を出し、なんどか葉をふんだんに使ってお料理しました。寒い冬を乗り越え、まだ 葉っぱたちが生きていますよ。冬至あたりにはすべて枯れてしまいそうなくらい貧相になっていましたが、そろそろまた葉がしっかりしてきているようです。よ く見ると、、、紫色の花が、どう見てもコリアンダーの茎から出ています。コリアンダーってこんな花を咲かせるんですね!知りませんでした。さらにしばらく 前から、アーティチョークの鉢から出てきている黄色い花は、菜の花??こんなところにも、春の息吹が!
★立春の天体配置について、「アストロ★コンシャス」ブログに記載しました。ご興味ある方は、ぜひご覧下さい。→ 星のサロン「アストロ★コンシャス」本日、節分。明日は立春。